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朝の廃墟 [書籍と雑誌]



2014年1月17日


辺見庸さんの新刊はすぐに届いた。

『いま語りえぬことのために』

流れ出た血のような装丁から、強い惹句が目に飛び込んでくる。
おぞましい時代。


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 おぞましい
 時代が
 やってきた!
 
 甦る過去と猛る現在――。
 語ろうとして語りえない
 「虚の風景」を、至当の言葉で
 撃ちつらぬく、覚悟の書。
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冒頭は書き下ろし、「朝の廃墟」。
なんとなく友部正人さんの「朝の電話」を思いだす。
渡さんの訃報を歌った曲だ。
不吉さは、当たらずといえ遠からず。
死刑執行の訃報で始まっていた。


――――――――――――――――――――――
どこか屈辱か恥辱に似た感覚(よりふみこんで言えば、〈ひとでありつづけることが恥ずかしくなる感情〉であろうか……)が、イトミミズが胸や腹のなかでいっせいにうごめきだすようにさわさわとひろがった。
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ああ、そうだった。
死刑のことが書いてあるんだ。
ちょっと心の準備が足りなかった。
不意打ちをくらったようだ。

テレビからニュースが流れてくる。
阪神淡路大震災から19年。
オウム真理教元幹部平田信被告(48)の裁判員裁判。

オウムはなぜ原発を狙わなかったんだろう。
知識のある者がいなかったせいもあるんだろうな。
首都を混乱させるのには、サリン・アタックの方が手っ取り早かったのか。
「Doom Cult」って報道されてたっけなあ。

さて、今夜は「死刑と新しいファシズム」のことを読もう。

そうそう、今日は三十分ほどカメラをぶら下げて散歩をしたのだが、ヘリコプターが4回通り過ぎた。
多いよな。
なんとも不吉な音にしか、聞こえなくなった。

幻泉館日録:いま語りえぬことのために 死刑と新しいファシズム


2014年1月17日


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@gensenkan99幻泉館主人 18:07
浜松の小学校、給食パンにノロか 欠席児童千人超 - 47NEWS(よんななニュース) http://www.47news.jp/CN/201401/CN2014011701001786.html
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9条を殺すな!

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タグ:辺見庸
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