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自動車絶望工場 [書籍と雑誌]

「茴香豆の茴の字は、どう書くんだか知ってるか」

魯迅の「孔乙己」に出てくるセリフだ。
「わたし」が答えると、「じゃ茴の字に四つの書き方があるのを知っているか」と続く。

 →青空文庫:魯迅 孔乙己

もちろん、「茴の字に四つの書き方」があることなど私は知らない。
茴香豆が何かということもよくわからない。

 →茴香豆(フイシァンドウ)

 →ウイキョウ(茴香)

漢字という表記法が身分制度に利用されていた側面がうかがえる。
孔乙己は科挙に合格できずに没落した穀潰しで、科挙受験者であったことを唯一の誇りとして生きていたのだろう。
おそらく野垂れ死にをすることになる。

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彼らは「トヨタ」を漢字で書くことができるのだろうか
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こんな言葉を見かけて、ひさしぶりに魯迅の「孔乙己」を思い出した。
この評論家を知らないので、「炎上」したというブログを覗いてみた。
一旦消したエントリーを、弁解を付けて再掲してある。

 →池内ひろ美の考察の日々

ふむふむ。
季節工が、今では期間工と呼ばれているのだな。
こりゃルサンチマンに火を付けているわ。
私には、自動車絶望工場の番犬にしか見えない。

おや、映画『グアンタナモ』のエントリーがあるじゃないか。
なんだ、試写会か。
評論家のわりに、自分の言葉がないなあ。

映画『トンマッコルへようこそ』のエントリーもある。
こちらは自分のお金で観たのかな、自分の言葉で感想が書いてある。
「反戦」は嫌いなんだそうな。

ああ、宿題が嫌で現実逃避をしていたのだが、時間を損したわ。
プロなのに、こんなものを「考察」などと名乗って恥ずかしくないのかしら。
孔乙己は子供に豆をやるお人好しでもあったが、トヨタをわざわざ「豊田」と書くらしい評論家は、もっとずっと金儲けがお上手なようだ。

反戦 その3

hinalot.jpg 自動車絶望工場―ある季節工の日記
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自動車絶望工場―ある季節工の手記

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自動車王国の暗闇―その後の絶望工場

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  • 作者: 鎌田 慧
  • 出版社/メーカー: すずさわ書店
  • 発売日: 2000
  • メディア: 単行本


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