みずからフライデー CHRONICLES #433 [ボブ・ディラン『クロニクルズ』]

一行空けて、話が変わります。
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Backstage the humidity was soaring. Performers came and went, waited to go on and milled around. As usual, the real show was backstage. I was talking to a dark-haired girl, Carla Rotolo, who I knew a little bit.
楽屋では湿度が急上昇した。演奏者が出入りし、出番を待ってうろうろしていた。いつものことだが、本当の見ものは楽屋だった。僕は少しだけ知っていた黒髪の娘、カーラ・ロトロと話をしていた。
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カーラ・ロトロ?
そうです。
ディランのアルバム「フリー・ホイーリン(The Freewheelin')」(1963年)のジャケットでおなじみの、スージー・ロトロのお姉さんです。
ここからスージーの話になります。
みうらじゅんさんがNHKの「ロック誕生50年」で、このジャケットのことをこう言ってました。
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フリーホイーリンの、二枚目の21歳の時のジャケットからして、当時つきあってた素人の女の方とジャケットに写って、世界中に撒くと。みずからフライデーってやつですかねえ。
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サントラ盤CD"NO DIRECTION HOME"のパンフレットには、このジャケット写真と同じ時に撮った写真が使われています。
何よりも、映画"NO DIRECTION HOME"にスージー御本人が出てきたのには驚きました。
実年齢よりもかなり若い感じのする人です。
カーラはアラン・ローマックス(Alan Lomax)の手伝いをしていたそうです。
私設秘書みたいなものかしら。
アラン・ローマックスはほれ、「偉大なる民俗文書館員」とディランが呼んでいた人ね。
国会図書館のリサーチで、フォークソングを収集していました。
そして、カーラが妹のスージーを紹介してくれたのです。
スージーは本当は"Susie"でしたが、"Suze"と綴っていたそうです。
以前「スーズ・ロトロ」なんて訳を見かけたことがありますが、そのせいですね。
ディランはいきなりすごいこと書いてますよ。
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She was the most erotic thing I'd ever seen.
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う~ん。
ただいまp.265です。

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