ザディコの王 CHRONICLES #275 [ボブ・ディラン『クロニクルズ』] [編集]

"Political World"に続いて"Most of the Time"を放っておくことにしたディランは、少し休んでから"Dignity"を録音します。
バックの演奏はブライアン・ストルツ(Brian Stoltz)とウィリー・グリーン(Willie Green)だけでした。
この演奏で初めてディランは満足します。
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We listend to the playback and Dan got excited, said that the song had plenty of promise and arranged to cut it the next night with Rockin' Dopsie and His Cajun Band.
テープを聴くとダンが興奮して言った。この歌には大きな可能性があるから、明日の夜ロッキン・ドプシー&ヒズ・ケイジャン・バンドと一緒に録音する手はずを整えよう。
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このロッキン・ドプシーは1993年に亡くなったお父さんの方でしょうか。
でも、お父さんの方はあんまり記述が見つかりませんなあ。
ザディコ(Zydeco)ですね。
この後、ディランは通り掛かった映画館で"The Mighty Quine"という映画が上映されているのを知ります。
後で、録音の合間に観に行きました。
この曲はイギリスでヒットしたのだそうです。
→bobdylan.com: Quinn the Eskimo(The Mighty Quinn)
映画の方は、日本では劇場公開しなかったようですね。
テレビで放映された時の邦題は『刑事クイン/妖術師の島』。
→『刑事クイン/妖術師の島(The Mighty Quinn)』(1989年)
主役のデンゼル・ワシントンは、もちろん後にあのハリケーン・カーターを演じることになります。
そういう縁もあって、ディランはこの役者さんがお気に入りのようですね。
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I wondered if Denzel could play Woody Guthrie. In my dimension of reality, he certainly could have.
デンゼルはウッディ・ガスリーを演じることができるだろうかと、僕は思った。現実に関する僕の尺度からすれば、彼だったら確かに演じることができただろう。
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おもしろいことを考えるものですね。
私にとっては、なんといってもデンゼルは『マルコムX』です。
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